ボトックス法の安全性|美容と健康
もうちょっと目尻のシワを目立たなくしたい。もうちょっと、ふくらはぎが細かったら。
そんな悩みを持っている方は多いと思います。
しかし、美容整形などの手術の場合、メスなどを入れなければならないので、抵抗がある人が多いと思います。
そんな方におすすめなのがボトックス法です。シワ、小顔、ふくらはぎを細くする、多汗症などの治療をメスを使わず行えるので身体的にも、精神的にも負担の少なく最近、話題となっている治療法です。
ボトックスとはアラガン社の登録商標製品で、A型ボツリヌス毒素という毒素を製剤化したものです。そのA型ボツリヌス毒素は、嫌気性菌の神経毒素のひとつで神経伝達を抑制する作用があり、筋肉部分に直接注入し、シワを目立たなくさせます。また腋などに注射することで発汗を抑える効果もあります。
しかし、今までメスなど使わなければならない美容整形を身近なものにしてくれたたボトックス法ですが、注意しなければならない点もあります。それはHIVなどの感染症です。
ボトックス法を行うためには、HIVなどの感染症のチェックを受け、すべて管理された状態で生成されたものでなければなりません。
日本では唯一、アエアガン社のA型ボツリヌス菌製剤(ボトックス)が厚生省から認可されていすが、最近はアラガン社のボトックスを使用しているといいながら、中国製のBTXAを使用している美容整形機関が多いと聞きます。
ボトックス法で、どんなに美容整形が身近になったとしても、安全性をまず第一に考えなければなりません。
以前のメスを使わなければならない美容整形と違い、簡単な気持ちで受けられるボトックス法ではありますが、悲しい結果を招かないためにも信頼のおける機関を選びましょう。