美容整形の誇大広告|失敗しない美容整形
以前に比べ気軽に誰でも受けられるようになった美容整形。
いったいどこのクリニックを、どのようにして選んべは良いのでしょうか?
あるアンケート調査によると、美容整形を選び方は
1位 テレビや雑誌などの広告
2位 インターネットで検索する
3位 掲示板などの口コミ情報などで
という結果になっているようです。
1位の「テレビや雑誌などの広告」ですが、実際、広告の発信元はクリニック自身。つまり、悪い点は宣伝するはずがありません。
日本には「日本美容科学会」という同名の団体が2つあり、美容外科の医師はほぼどちらかの学会に所属しています。一方は、開業医を中心とする日本美容科学学会(JSAS)、もう1つは日本形成外科学会会員を主体とする日本美容外科学会(JSAPS)です。
同じ名前の学会ではありますが、両者の主義主張は異なるため、美容整形手術を希望する人たちにとって混乱の原因となっているようです。また、美容クリニックには指導医制度がありません。聞くところによるとアルバイトの医師や経験があまりない医師が治療にあたっている場合もあるとのことです。これがトラブルの原因のひとつとなっているのでしょう。
また、次のような広告は要注意です。
・「芸能人ご用達」→優良な技術の保証はありません。
・「〜式手術」「完全無痛」→誇大広告の可能性があります。
・「手術数○万件」「全国チェーン」→執刀医とカウンセリングを行う医師が違う場合が多いようです。リスクもしっかりと公表しているところこそ、信頼できると思います。
・「アフターケア万全」→具体的にどのようなアフターケアをしてくれるのか明確にしておくべきです。
・「カウンセリング無料」→無料のカウンセリングだけのつもりが、いつの間にか手術契約をかわされていた、というケースもあります。
失敗しない美容整形のクリニック選には、一箇所のカウンセリングだけで決めず、複数のクリニックでセカンドオピニオンを得て、納得した上で手術に臨むようにしましょう。